水曜日, 1月 11, 2012

Rosaire・ロザリオの禱り











ロザリオの祈りの小さな本を持っています。

思えば祈祷書以外でロザリオの祈りが書かれている本は、これ1冊だけでした。

子供の頃はお祈りといえば、主禱文と栄唱そして天使祝詞しか知らなくて
訳も解らず「めでたし・・・」と祈りとはいえない天使祝詞を唱えていました。

よく言われる事ですが、「めでたし聖寵充ち満てるマリア」を、ずっと「めでたし成長、道見てる」
とばかり思っていた程ですから。

それでも幼稚園児の頃は、マリア様の御像の前でよく祈っていた記憶があります。
だからなのでしょうが、シスター先生からロザリオを頂きました。

不思議なことにその時に初めてロザリオを見たのです。

それは水色のビーズで編んだロザリオでした、きっとシスターの手作りだったのかもしれません
その時に玄義を教えて貰ったのかどうかは記憶に無いのですが
祈り方は教えて戴いた記憶はあります。
大変だったのが、信仰宣言が覚えられなかった事です、で結局祈る時に信仰宣言は無しに。

子供にとって、1連を唱えるのは大変で、いつも5回程でやめていたと思います。

それから、ん十年、教会から遠ざかってしまった時でさえ、
苦しい時には天使祝詞を唱えていました。

或、大きな出来事があり教会に戻ろと思った時に、聖書とロザリオを買いました。

名古屋に仕事で行ったおりに、小さな・・御世辞にも繁盛してるとは思えない古本屋さんに
フラっと立ち寄りました。
その時に、見つけたのが「聖テレーズの手紙」とこの小さなロザリオの祈り本です。
およそ、そんな本が置いてある様な店では無かったのに、不思議でした。

本の題名は「日々をみつめるロザリオの祈り」、ドン・ボスコから1996年に出版された本
価格は380円(*´∀`*)
しかしこの本、全頁厚手のアート紙で、フルカラーのみならず、
金の特色も使っている贅沢な仕様の本なので御座います。

※ 印刷は4色分版(C・M・Y・K)でカラー印刷を行いますが、それでは表現出来ない色がある場合に、特色(インキ自体がその特定の色)を使用します。つまりはコスト高となるのです。まして金と銀は通常のインキよりコストが掛かるのですよね


このロザリオには大きな特徴があるのです。
ロザリオの各黙想が、自分自身への問い掛けの様になっているところです。

通常、ロザリオを唱える時、それは自分以外の誰か為にとの思いがあると感じます。
苦しんでいる方の為に、病気の方の為に、人類の平和を祈り、また煉獄の霊魂の為にと・・・

けれど、この本のロザリオは、自分の為に祈る様に導いてくれるのです。

身体の調子がずっと悪くて、祈りにも参加できず、食欲もないので食事にも行けない
こんな自分を、つい責めてしまって、益々落ち込んでいるのですが

このロザリオで、強められています。

主に出逢い、主を愛し、主に信頼できるキリスト教徒は幸福です。

そして、ロザリオのあるカトリック信者は更に救われると感じます。

弱くなってしまった心の支え・・・霊魂の杖、ロザリオがあるのですから。






2 件のコメント:

  1. ホスチアさん、こんにちは!
    お身体の不調が長引いておられるようで心配しております。

    ホスチアさんのお身体の回復のため、
    微力ながらロザリオの祈りをお捧げさせていただいておりますよ~!(^◇^)

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  2. ❀パセリさん❀まりあぁ~(*´∀`*)

    有難うございます。
    食欲がないので体力が落ちてしまっている様です・・・
    お祈り感謝ですm(__)m

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