ロザリオの祈りの小さな本を持っています。
思えば祈祷書以外でロザリオの祈りが書かれている本は、これ1冊だけでした。
子供の頃はお祈りといえば、主禱文と栄唱そして天使祝詞しか知らなくて
訳も解らず「めでたし・・・」と祈りとはいえない天使祝詞を唱えていました。
よく言われる事ですが、「めでたし聖寵充ち満てるマリア」を、ずっと「めでたし成長、道見てる」
とばかり思っていた程ですから。
それでも幼稚園児の頃は、マリア様の御像の前でよく祈っていた記憶があります。
だからなのでしょうが、シスター先生からロザリオを頂きました。
不思議なことにその時に初めてロザリオを見たのです。
それは水色のビーズで編んだロザリオでした、きっとシスターの手作りだったのかもしれません
その時に玄義を教えて貰ったのかどうかは記憶に無いのですが
祈り方は教えて戴いた記憶はあります。
大変だったのが、信仰宣言が覚えられなかった事です、で結局祈る時に信仰宣言は無しに。
子供にとって、1連を唱えるのは大変で、いつも5回程でやめていたと思います。
それから、ん十年、教会から遠ざかってしまった時でさえ、
苦しい時には天使祝詞を唱えていました。
或、大きな出来事があり教会に戻ろと思った時に、聖書とロザリオを買いました。
名古屋に仕事で行ったおりに、小さな・・御世辞にも繁盛してるとは思えない古本屋さんに
フラっと立ち寄りました。
その時に、見つけたのが「聖テレーズの手紙」とこの小さなロザリオの祈り本です。
およそ、そんな本が置いてある様な店では無かったのに、不思議でした。
本の題名は「日々をみつめるロザリオの祈り」、ドン・ボスコから1996年に出版された本
価格は380円(*´∀`*)
しかしこの本、全頁厚手のアート紙で、フルカラーのみならず、
金の特色も使っている贅沢な仕様の本なので御座います。
※ 印刷は4色分版(C・M・Y・K)でカラー印刷を行いますが、それでは表現出来ない色がある場合に、特色(インキ自体がその特定の色)を使用します。つまりはコスト高となるのです。まして金と銀は通常のインキよりコストが掛かるのですよね
このロザリオには大きな特徴があるのです。
ロザリオの各黙想が、自分自身への問い掛けの様になっているところです。
通常、ロザリオを唱える時、それは自分以外の誰か為にとの思いがあると感じます。
苦しんでいる方の為に、病気の方の為に、人類の平和を祈り、また煉獄の霊魂の為にと・・・
けれど、この本のロザリオは、自分の為に祈る様に導いてくれるのです。
身体の調子がずっと悪くて、祈りにも参加できず、食欲もないので食事にも行けない
こんな自分を、つい責めてしまって、益々落ち込んでいるのですが
このロザリオで、強められています。
主に出逢い、主を愛し、主に信頼できるキリスト教徒は幸福です。
そして、ロザリオのあるカトリック信者は更に救われると感じます。
弱くなってしまった心の支え・・・霊魂の杖、ロザリオがあるのですから。
ホスチアさん、こんにちは!
返信削除お身体の不調が長引いておられるようで心配しております。
ホスチアさんのお身体の回復のため、
微力ながらロザリオの祈りをお捧げさせていただいておりますよ~!(^◇^)
❀パセリさん❀まりあぁ~(*´∀`*)
返信削除有難うございます。
食欲がないので体力が落ちてしまっている様です・・・
お祈り感謝ですm(__)m