修道院には夜中に電話が鳴ることが屡々ある
その多くが祈りの依頼
そして、初めて電話を掛けてこられる方も多い。
行き場を失い、本当にぎりぎりの思いで、修道院の電話番号を調べ、電話掛けてこられる。
此処が祈りの家だと信頼されて
勿論、その方の詳しい事など知る由もないのだけれど
誰にも話せず、誰にも寄り添って貰えない事は、解るのです。
此処は祈りの家。そう実感する時間です。
俺達は、祈る事を〈仕事〉としたのだと、仕事と書くと少しニュアンスが違うのだけれど・・・
と、書いている時に今、電話がありました。
30分程、御話しをして、少し安心された御様子で「おやすみなさい」と電話を御切りになりました。
自分や、自分の周りの親しい人のために祈っていた生活から
もう、俺達の祈りは、公の祈りなのだなぁ・・・と、感じます。
そして、こうして電話をされてこられる方達は、電話に出たその兄弟誰をも信頼し
話しをなさって下さる。
良いアドヴァイスなんて出来ないけれど、想いを尽くして御聞きしたいと努める
だから、祈りの家は24時間営業なのです。
本当に尊いお仕事ですね。ありがたい存在です。がんばって下さい。
返信削除✿マキシミリアナさん✿コメント有難うございます。
返信削除俺は何も出来ないんですけどね、主が適切な言葉と時間を下さいますから、信頼して全て委ねています。
✿匿名Mさん✿
返信削除いのちの電話なんて大層な事ではありません。
俺が出来る事は、御話しを聞く事と、祈る事ですから。
どうか、Mさんも、苦しまれてる方々の為に御祈り下さい。