木曜日, 11月 17, 2011

聖務日課のすすめ。







修道院では祈りをします。

この当然の様に思える、事。

でも、此処に来る前は、立ち入れない、祈りの世界だった。

そして今も、共同での祈りは、当然とも、当たり前とも思えない時間なのだ。


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「教会の祈り」、聖務日課と呼ばれる、御祈りの本を御存じでしょうか。
1冊あれば、一生もん的な御祈りの本なのですが、これには冒頭に「総則」と云う、祈りと典礼に関して事細かに記載されている、まるで保険に入ると証書と送られてくる、約款みたいに細かい字書かれた部分であります。

しかしこの「総則」はかなりの優れモノで、多くの事を教えてくれるのです。

「教会の祈り」は、司祭や修道者の為の「本」ではありません。
洗礼によってキリストに結ばれた、神の民の全ての祈り。序文には書かれています。

教会の祈りは、時課の祈りと呼べれていました、古くは日に7回の時課があったそうですが
現在は、修道会によって異なりますが、早朝、朝、昼、晩、就寝前がポピュラーです。

その中でも、朝と晩は特に重要な時課の祈りとなります。
小教区(教会)によっては、朝ミサを毎朝行なっている所もあるので、そこでは朝の時課の祈りの後に御ミサを捧げる事をしていると思います。
そんな、教会なら、この「教会の祈り」を唱える事が出来ると思いますが、近隣にそうした教会が無いと、「教会の祈り」の本を知らない方もいらっしゃるのではと思います。
しかし、この時課の祈りの恵みは、とても大きいものです。
総則ではこれを、1日を聖化すると喩えています。

祈るのは、詩編。

第1週から4週分の時課の詩編、1ヶ月でまた、第1週日に戻ります。
つまり、4週間毎に同じ詩編を唱える事になるのです。

けれど、初めて唱えると思える事が屡々起こるのです。(俺の記憶力に問題ありかなぁ?)
それは、とても新鮮に心に響きます。
悩みの中に在る時には、慰めを与えてくれます。
喜びの時には、共に主に賛美を捧げてくれます。

こんな、優れモノを、修道者だけの祈りみたいにして置くのは、神様の御旨に反するってもんでしょう。

共同体の中で祈る事が、難しい状況や環境におれれる信者さん方でも、ひとりでもその恵みは感じることでしょう。



毎朝、朝の時課を唱えながら、喜びと感謝を感じます。

この素晴らしいカトリックの伝統を、多くの信者さんと共に祈れたらと思います。

「教会の祈り」の本、少し値段が高いかもしれませんが。

朝6時、小さな御聖堂で祈っている俺と、今、何処かで同じ様に祈っている、多くの誰かが存在していると思うと・・・






一緒に詩編を唱えましょう(*´∀`*)






3 件のコメント:

  1. 主の平安

    おはようございます。
    お返事が遅くなりましたが、
    お名刺と小冊子無事に手元に届きました!
    てっきり普通の小さな封筒かと思いましたが
    会報や聖母の騎士誌までご一緒に入れて下さり
    ありがとうございました。

    いただいたお名刺ですが、実物はとても素敵ですね^^
    失礼かとは思いつつも。。
    私の聖書の好きな詩編22のところにしおりとして一枚。
    あともうひとつは気になる聖書の箇所に挿んでいます♪
    おメダイは携帯ストラップとして取りつけました。
    こんなに盛りだくさんでお送り下さって
    本当にありがとうございます。

    実は「聖母の騎士」という名前は知っていたのですが
    字面からカルト集団っぽいイメージしていました。
    全然そうじゃなかったんですね(;´∀`A
    (不勉強で相すみませぬ)
    冊子の冒頭にあった「三位一体」の記事
    そして、子供向けのお話で書かれた
    クリスマスの物語…
    はからずも涙が出ました(ノД`)・゜・。
    歳を重ねると涙腺が弱くなるんですよw

    あと、修学院の冊子は皆様の活動ぶりを微笑ましく
    拝読させていただきました。
    一体どんな場所で何をやっているんだろう…と
    一般の人間には想像のつかないところですから!
    そんな「謎の」修学院の一面を覗かせていただいて
    とても嬉しく思います。
    皆様の真摯な勤勉ぶりには本当に頭が下がります…
    そして同じ道を目指す者同士として育まれる友情。
    どうぞこれからも頑張って下さいね。
    そんでもって、これからもまた色々とご相談に
    乗ってやって下さい^^
    仏教でいうところの「他力本願」ともいう(汗
    いえいえ、私も頑張って学びます~~
    先日、リコメいただいた「念梼」に関して
    関連書籍を取り寄せ中です。
    残念ながら廃刊だったものは「復刊ドットコム」に
    一票投じてきました^^

    最後になりましたが・・

    一番驚いたのが、ホスチアさんのご本名!!
    最初…「あれ?女性?」
    いや、ブログの文中では一人称が「俺」だったから
    確か男性だったはず…???
    でも「愛」と書いて読み仮名は「めぐみ」かもしれんし。。
    なんとそのまんま読むのですね^^
    素晴らしいお名前ですね♥
    羨ましい限りです。

    こちらからは何もお返し出来ないのが
    歯痒いのですが、せめてもクリスマスカードなりは
    志願院宛てのご住所にお送りさせていただくことは
    可能でしょうか?

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  2. τ平和と善。
    solaさん、届いて良かった(*´∀`*)
    メール便で何回か、届かず行方不明になってしまった事があるので心配していました。(solaさんのブログに、それをお尋ねするコメント書いてしまいました・・・すみません)
    「聖母の騎士」はコンベンツアル聖フランシスコ修道会の日本管区の名称でもあります。聖コルベ神父が日本で建てた修道院が日本管区の始まりです。
    また、ヴァチカンで公認されいる信心会で最も大きな信心会「聖母の騎士」を作ったのも、聖コルベ神父です。

    そう、なんか騎士と聞くと、しかも聖母の騎士と読むと、かなり右寄りなカルト的な響きはありますよね(´;ω;`)

    ホームページもありますので、検索して御覧頂ければと思います。
    出版も行なっています。
    聖母文庫は。ワンコイン500円の文庫が中心で、しかも良い本ばかりなので、ご利用下さい(宣伝でしたぁ~)

    クリスマスカードを戴けるのなら、
    とっても嬉しいです(*´∀`*)

    はい、東京の修道院宛で大丈夫です。

    感謝です。愛から俺を・・じゃなくて、俺から愛をこめて。

    返信削除
  3. うさぎさん。
    今日、お手紙受け取りましたぁ~(*´∀`*)
    有難うございます、大切に使わせて戴きます。
    それと、「教会の祈り」を購入されたとの事、これから待降節になると、その日の日付の箇所がありますので、御祈り下さい。

    あと、俺は平塚教会の信徒です(-^〇^-)

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