木曜日, 12月 29, 2011

遠い記憶












幼い頃

家の周りは、原っぱだった。


姫紫苑が一面に咲いていた。

近所には友達がいなくて

いつも、独りで

原っぱにいた。


枯れた姫紫苑の茎を剣にして

見えない敵と戦った。

そこは

原っぱの匂い。









修練の許可が出ました。









ハーブティーを煎れましょう。

遠い記憶の匂いが致します。

独りで、見えない敵と戦った

あの、秋の原っぱの匂いで

さぁ、部屋を満たしましょう。






4 件のコメント:

  1. おめでとうございます。

    山桜の下に、一年中ひめじょおん、片栗が咲く丘を
    小さなころ秘密の場所にしていました。
    花輪を作って
    時折きて下さるかたに差し上げたような気がします。

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  2. リアンさん、コメント有難うございます。

    姫紫苑とか春紫苑と言うと可愛いですが、うちの方では
    「貧乏草」って呼ばれていました。
    子供の頃は、ずっと「びんぼうぐさ」だと思っていたので
    それが、お姫様だったと知った時は、なんだか罪悪感がありました(笑)

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  3. おお、修練!素晴らしい!おめでとうございます。
    愛の道をまっすぐ歩んで行かれますよう、これからもお祈りしています。

    ところでプルプルする羊、ヤバイです。可愛過ぎてキュンキュン萌え死にますwwww

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  4. まりあぁ~(*´∀`*)

    ファントムさん、コメント有難うございます。
    修練に入れば、パソコンなんぞ触れないのでブログも冬眠しますが、お祈り宜しくです。

    羊くんですか、まぁ俺より少し可愛いかなと思います(笑)

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