昨日、今日と長崎・本河内教会に在る、聖コルベ記念館の展示ケースの掃除とディスプレイ作業を行っています。
想えば、此処に初めて来た、一昨年の6月には、こんな事をするだなんて思っていなかったわけで・・・
けれど、此処の第一印象は、なんて勿体無い!、コルベ神父様の聖遺物的な、直筆の日記や手紙、所縁のある永井博士や遠藤周作氏の、やはり直筆の原稿などが、なんとも無残な扱いで・・・
たとえば、聖テレーズのあの日記をプラスティックのパスケースに入れて展示はしないだろうに・・・と、
そして、此処には、前教皇・ヨハネ・パウロ2世も来日された時においでになられ、サインやコメントを残され帰られました。
その、直筆の物も無残な状態で、当時、何とかならないの?!と、思ったものです。
そんな俺が、こうしてそれらの貴重な資料や展示物を直に触れながら、掃除をし、展示ケースのディスプレイを行っているなんて、あの初めて来た、あの日には夢々考えてもいなかったのに・・・
神様とコルベ神父様とパパ様は、
「そう思うのら、お前がやりなさい」と、この恵まれた仕事を御与え下さったようです。(*´∀`*)
昨日は、コルベ神父様のコーナーを行い、直筆の日記を手に取って見る事ができました。
文庫本程度の小さな大学ノートに、細かい文字で(ポーランド語)綴られたその日記は、来日されて間もなくからの日記です。
展示では、あるページの部分をだけを開いている為、その日記帳の全てを見る事が出来なかったのですが、最初のページを見て、びっくり!
なんと、漢字で通院された病院の名前が書かれていたりするのです。
もう、心はインディージョーンズと化してしまいます!
掃除というより、発掘に近い感覚で展示ケースを開き、ひとつひとつの貴重な遺物をキレイキレイしているのです。
そして・・・驚く事に!展示されていない様々な遺品たちがっ!(;゚Д゚)!
喜びは尽きる事がないのであります。
さて、今日はパパ様コーナーの作業を行いました。
パパ様も、列福され、列聖もそれほど長い期間を置かずに行われる事と思います。
そんな、前教皇・ヨハネ・パウロ2世様に関する、当、聖コルベ記念館、お薦めの展示品はと言えば・・・
来日時に使用された、スケッグで御座います。(これは、教皇様や司教様が頭に被られている丸い小さな帽子です、ドングリの帽子みたいなのね。)
この帽子も・・・直に触ってしまって、でも頭に載せるのは恐れ多いので、
匂いを嗅いでみたりして(^^ゞ・・・ホコリ臭かったケド
そして、サインと、カードの裏に書かれたメッセージなどが、お勧めで御座います。
そんなわけで、明日は、ゼノ修道士と北原 怜子さんのコーナーを手がける予定であります。
ホスチアの、聖遺物と準聖遺物の発掘は、まだまだつづくのでした(*´∀`*)
パパ様の遺品の数々
直筆のメッセージ
作業を行う怪しい人影
おお!素晴らしいものたちですね。
返信削除それを整えるっていう仕事を承るのは、
神さまからの温かいお仕事ですね。
無造作に置かれているのが、フランシスカン的で
ちょっと笑ってしまいましたが(爆)
ホスチアさんの働きで、生き生きと
行きかえるでしょうね^^
平和と善τ
返信削除無造作過ぎるから、少しお金を掛けてでもちゃんとしましょうと、言いました(笑)
このままだと、貴重な原稿などの文字が消えてしまいそうなんで・・・
貴重って言いますか、珍しい物としては、聖母の騎士に掲載された、池田大作氏の直筆原稿がありました・・・倉庫に。
このブログ形式になってからは初めてコメントさせていただきます。
返信削除聖コルベ館には1度伺ったことがありますが、たしかに宝の山!!だと思いました。
昔、図書館学を少しだけかじりましたが、紙の資料は将来のことを考えるとホスチアさんのおっしゃる通り、ほんとうに多少お金をかけてもきちんと保存した方がよいかと思います。
特に、戦前・戦中など物資が乏しかった時代の紙はたぶん他の時代のものより劣化しやすいかと…。
個人的には、直筆のノートだけでも県立図書館に預けて、温度湿度など管理された状態で保存をお願いしたいところです。(これならお金もかからないかと…)
突然のコメント、失礼いたしました。
momoさん。
返信削除主の平和τ
そうですよね・・・消えてからでは遅いのですから・・・
とりあえず、照明を紫外線カットの物に変える事を提案しましたらOKがでたので、それを実施する予定でいます。
後は、管区の宝なので、管区会議にでも御願いするつもりでいます。
御心配、ありがとうございます。
どうか、お祈り下さい゚(゚´Д`゚)゚