土曜日, 9月 03, 2011

切支丹の里。





再び長崎巡礼を許され、本日は管区長様の御案内で、大山~善長谷~伊王島と巡って来ました。

長崎は、平坦な土地が少なく、国道から脇道に入った途端に、山道に激変します。
自転車では絶対に無理っ!そんな急勾配の道を登り始めると、すぐに鬱蒼とした山の中に・・・
大山は竹の産地でもあり、竹の森が続きます。
その竹の森は不思議で、少し不気味な風景です。

今は、こうして車で登れるのですが、切支丹の時代は、人が暮らすは過酷な土地でした。
そのため、長崎奉行所の詮議も、及び難いこううした、山奥に切支丹の村があったそうです。

山を登りきった辺りに、大山教会があります。
教会は、建て直した為に、新しい煉瓦たタイルの外壁の綺麗な教会です。

御聖堂のステンドグラスが素敵でした。







次に向ったのが、善長谷教会。

此処も、大山と同じく山の上、細い林道をこれまた凄い急勾配で、登りきった処に、教会は在りました。

教会から見る、長崎の海は、軍艦島を遠くに見る、眺めの良い場所です。

教会の脇に、古い木製の扉が在りました。



この扉の向こうには、別の世界が在る様な、そんな気分になるのです。



教会の入り口の上に、ステンドグラス製の十字架が掛かっています。



目立たない場所に、ぽつんと置かれている様に、在りました。



入口の脇の扉を開けると、ステンドグラスが優しく出迎えてくれのです。





色硝子と透明な古い板硝子から差し込む光は、本当に優しい・・・



最後に向ったのが、伊王島の教会、まるで西洋の御城の様な白亜の教会です。
港に面している教会は、晴れていれば、空の青と海の緑に映える事だと感じました。
生憎、台風の影響で悪い天候でしたので、想像しながら、教会を見上げていました。
そして、残念な事に、教会の修理工事の為、御聖堂に入れず、近くで外観を見るだけに成ってしましまいましたが、次回の楽しみが出来たので、神に感謝。

入口のマリア様を遠くに見ながら、天使祝詞を唱えるのです。





管区長様と教会に続く階段を下った処に、近所の御婦人がおられ、御話しをすると、お姉さまがシスターで、しかも、管区長様の御知り合いのシスターだったのですが、長崎では珍しくない偶然なのかもしれません。

月曜日には、長崎を離れて福岡の御受難会で黙想に入ります。

来年は、修練でまた長崎に来るでしょう。

長崎に心から感謝です。


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