月曜日, 8月 29, 2011

長崎、独り巡礼―外海~黒崎~神の島。



修道院長様から許可を貰い、長崎の海沿いの教会を巡礼。

長崎の海は、住んでいた湘南の海とは違い、深いエメラルドグリーン
ここ数日は、悪かった天候も回復し、真夏の様な陽射しが戻って、そんな太陽の光が、透明度の高い海を更に美しくデコレーションしている。

修道院にある車のうち、カーナビを搭載している車は2台、そのうちの1台は、L神父様が使用中・・・
よって、残る1台は修道院に残しておかなければならず、軽のワンボックス車を、アクセル全開モードでのドライブでした。
長崎は、ホント坂道が多く、ベタ踏みじゃないと登らない・・・(´;ω;`)

L神父様、決して神父さを責めているのではないので、ごめんなさいです。


外海は、遠藤周作氏の小説「沈黙」の舞台となった場所でもあり、遠藤周作氏の文学記念館もあります。

ドロ神父様、縁の地でもあり、あのプチジャン新譜様に「サンタマリア様の御象はありますか?」と、聞いたのも外海の切支丹達でした。

そんな、外海の教会は、長崎らしい歴史のある教会。
とんでもない狭い道、しかも凄い坂道を上り、外海の教会に到着。

入口の重い木製の扉を引き、御聖堂の中に入ると、幼きイエズス様と思われる御像が出迎えて下さいます。
それも、ミュージック付きで・・・
そのチープな電子音の楽曲は「慈しみ深く」でしたが、そのチープさが妙に暖かで、微笑んでしまいます。



どこでも、教会に行くと、つい裏に回ってしまう習性があり、でもそうすると必ず、素敵なマリア様に出会えるのです。

ほら、いらしたでしょ(*´∀`*)






そして、小さな入口に見つけた、鐘。
主日、この鐘が鳴るのでしょうか、「ミサの時間だよー」って・・・





外海から下って、黒崎教会。

ここにも、素敵なマリア様と幼きイエズス様。





両手をいっぱいに広げたイエズス様が、抱っこをせがんでいるみたいで、可愛らしいいのでした。


そして、神の島教会。

祭壇のこうもり天井にステンドグラスの明かりが反射して、それは神々しいばかりなのです。





どの教会も、誰も居ません。独り占めぇ~なのでした。


あと少ししか長崎には滞在しませんが、もう1度は、長崎プチ巡礼を行いたいと思っています。



2 件のコメント:

  1. いいところに巡礼にいかれましたね~
    やっぱり、一度は行きたいところですよね。
    ドロ神父様の本を読んで、感動し、教会にいって、
    ますます感動したのを思い出します。
    プチジャン神父様と言い、ドロ神父様と言い
    パリミッション会には、第2の宣教として、
    心から感謝です^^

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  2. 平和と善τ
    おはようございます。

    長崎らしい古い御聖堂は、入った瞬間に、まるで母の胎内に居る様な感覚になります。
    戦前や戦後間もない時代に来日された宣教師の方々の情熱はまさにパッションですよね、もし俺が同じ状況に在ったら、どうだろうと、長崎に居ると考えてしまいます。
    こうして、今、日本にカトリックが存在しているのは、宣教師と、信仰を司祭なしで250年間、耐えながら伝えてこられた切支丹方の、本当に血と涙の御蔭だと強く感じます。

    心から感謝と祈りを捧げたいと感じます。

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