木曜日, 3月 01, 2012

Nostalgie de la peinture à l'huile








子供の頃、絵画教室に通っていた

水彩絵具で描いていた俺にとって
油絵具は憧れだった。

小学5年になった時に
パパ先生から、
あ、この絵画教室は、パパ先生の奥様も画家で、ママ先生、
美大生の娘さんをマミ先生と呼んでいました。

で、パパ先生から「油をやるか?」と聞かれ時には、本当に嬉しくって
即座に「はい。」と答えた。

注文し届いた油絵の道具は、俺の宝物だった。

太くて大きい絵具のチューブ
長い筆の先は堅い毛
パレットの端にはめて使うオイル壷
そして、木のパレット
其れ等を入れる絵具箱
絵具箱の蓋を開けると、あの油絵具の匂い
先生のアトリエの匂いと同じ



あの頃、毎日描いていたんだよなぁ


イーゼルにキャンバスを立てて、いっちょ前の画家さんになったつもりで
幼稚園の時にかぶっていた、黄色いベレー帽なんてかぶって。


去年の夏、長崎の修道院に1ヶ月行っていた時に、見つけたのです。

これから行く修練院の倉庫の中に、油絵の真新しい道具が幾つも在るのを。

何十年振りかに、油絵・・・描いてみようと思います。



油絵具の匂い・・・永遠の宝物。






7 件のコメント:

  1. こんにちは。ホスチアさん。
    修道院でも油絵を描くことが許されているのですか?
    素敵ですね。
    欲しいものは案外身近なところに用意されているのに、気付かないでいるだけなのかもしれませんね。
    それが見つけやすい、もしくは向こうからやってくる、そんなことを感じることが極たま~にあります。その時は自分が素直に生きていれてるような感じがして、やった~と思います。
    ホスチアさんの画面背景には、メッセージや心情がありますね。
    最近それに気づくようになりました。
    油絵。。。どんな絵を描かれるのか興味があります。
    いつの日かアップしてくださいね(^.^)
    そういえば人の感性とは違うもので、一時ソフトクリームをデコしたものをアップして「これなら怖くないでしょ?」とありましたが私はアレが一番怖かったです(^_^;)

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  2. ✿道子さん✿コメント有難うございます。

    修練中は、花道、茶道や絵画を取り入れて行うようです。
    だから油絵セットありました。

    そう、ブログの背景は結構メッセージを込めてたり、俺の今を表現しています。
    今回の修道士の背景は特に色々とヴィジュアル的に盛沢山なんですよ(*´∀`*)

    ちょっとした謎解きの様に・・・

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  3. マキシミリアナ・マリア・コルベ2012年3月2日 17:30

    絵具、高いですよね。絵を描くのに、こんなにお金がかかるのか・・・と美大生の親になって分かった次第です。修錬中に絵を描けるとは、幸せな事ですね。心の景色を描くのかな?

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  4. 謎解きなんですか?
    気になります(笑)
    作者の意図を考えるのは、難しいです。
    この背景には、4つの題材が入っていて(すみません、私にはそう見えてます)、結局のところ「十字架の愛」とかに行きつくのかなぁと思ってみましたが、
    本当は、何を表現したのですか?
    私的には、水面に映る姿は、ときどき、真実は何かを考える時の自分に似ているなと思いましたが…

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  5. ❀マキシミリアナさん❀コメント有難うございます。

    そう高いんですよね、油に限らず画材は高い(´;ω;`)
    俺は、大学の頃、カラーインクに嵌っていたので、これがまた高いんですよね
    修練中に油でマリア様を描こうかなと思っています。

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  6. ✿道子さん✿御返事有難うございます。

    要素は幾つもあるのですが、テーマは俗世と奉献生活の狭間に在る自分の心情を描いてみました。

    水面に映るシルエットは修道服を着ていないとか、修道服姿の自分を境にして街のシルエットと荒れ野のシルエットとか・・・他にも表現しています。
    そんな感じです(*´∀`*)

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  7. 教えてくれてありがとうございました!

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